2012年4月29日日曜日

ゴセイジャーの天装術の一つに、人々の記憶からゴセイジャーの存在を消す「メモリ...

ゴセイジャーの天装術の一つに、人々の記憶からゴセイジャーの存在を消す「メモリーウォッシュ」というものがありますが、この天装術は必要なのでしょうか。

「帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー last epic」で、「メモリーウォッシュ」を使う理由を、「護星天使の存在が知られると人々が混乱するため。」と述べていますが、ゴセイジャーの前には、ゴセイジャーと同じような容姿をした戦隊が33組もいるわけで、恐らくそのことは世間に広まっているはずです。だから、例えゴセイジャーの存在が知られても、世間の人々は「また新しいのが来た。」と思うくらいで、さほど驚かないと思います。

ゴセイジャーが歴代の戦隊の存在を知らなかったのなら分かりますが、「シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」では「後はシンケンジャーとゴーオンジャーに任せればいい。」と、既にシンケンジャー、ゴーオンジャーの存在を知っているようでした。また、「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」では「もうすぐ歴代の先輩たちが来るはずだ。」と言っていましたし、突然現れたアカレンジャーやビッグワンのことを、それぞれ「ゴレンジャー」「ジャッカー電撃隊」の一人とすぐに見抜いていました。

皆さんはどう思いますか。







世界観の繋がりがあるかないかの論議はおいておいて、



そもそも護星界のスタンスは「地球から与えてもらった天装術で地球を守ること。外敵からの脅威には対抗するけれど自分たちが地球の歴史に介入してはいけない」となっています。初期の裏設定でも、護星天使の始まりは元々古代の人間の中で特殊な能力を身につけてしまった人たちが周りに迷惑をかけないようにすすんで異次元に移り住んだからだそうですし、そのときからずっと極力地上とは干渉しないように、という教えが伝わっていたのだと思います。

劇中でもアラタが「いずれは護星界に帰りたい」「自分たちは地上にいてはいけない」「地球の未来は望たちが作っていくんだ」と言っているので、自分たちの正体がばれることで、人々の日常に影響を与えることを懸念したのではないでしょうか?



それがもし、今までのスーパー戦隊の戦士が確認されている世界であっても、彼らはスーパー戦隊の戦士である以上に「自分たちは地上にいてはいけない護星天使」という認識なんだと思います。なのでできることならレジェント大戦の後もスーパー戦隊の戦士も含め地上の人たちから記憶を消したかったのではないかな、と思います。



あと記憶を消すのには、自分たちの存在を消すという目的以外に、敵との戦闘に巻き込まれた人々の記憶から辛い思いや嫌な思いを残さないように…との意味もあります。

そのために人々から認められなくても感謝されなくてもいいんだとゴセイジャーは劇中でも言っていました。








tabocさんの意見は他の作品になら適応できる説明なのですが、

「帰ってきたゴセイジャー」の場合は、レジェンド大戦について語るなど、「ゴーカイジャー」や「ゴーカイジャー ゴセイジャー」に繋がる作りなので、矛盾していますね



一度書きましたが、見直したら、序盤で使用としてたので訂正します





ゴセイジャーの場合、上位組織が護星界なので、

他の戦隊が誕生する何万年も前から

「人間の前で天装術を使うと混乱する」と教えられてきたのでしょう

すでにシンケンジャーなどを知りあい、地球の現状も知るアラタたちは、「混乱などしない」とわかっていたのでしょうが、

天装術が使えないというパニック状態で、思わず昔の教えを思い出してしまったのではないでしょうか?







それは、戦隊シリーズにおける世界観にきっちりとした設定が設けられていないことが原因です。

現在の「ゴーカイジャー」は歴代戦隊の存在が前提になっている特殊なケースですが、

基本的に戦隊シリーズの各本編は、他の戦隊がいた世界としては描かれていません。

「シリーズが全て同一世界」としてしまうと、作品数が多すぎることもあり、過去作の設定と矛盾しないようにすると制約が多すぎます。

そもそも戦隊シリーズは“小さい子供”という、年々入れ替わる視聴者をメインにしているため20年、30年前の作品を意識する意味が無いのです。

ですから戦隊は毎年、自由な物語設定をしているのです。

何代にも渡って戦ってる戦隊とか、恐竜時代から眠っていた戦隊とか、歴史や宇宙に関わるような設定を毎回自由にやってるのは、過去の設定を意識していないからです。



ですから、「天装戦隊ゴセイジャー」の本来の作品設定では、過去の戦隊の存在は考えられていません。

そもそも、護星天使の設定だと、過去の戦隊が戦っていた時になぜ護星天使は地球を守りに来なかったのかということになってしまいます。

だから世界観の設定は設けていないのです。



「VS」は新旧戦隊の共演が売りのサービス作品ですから“そういうもの”として作られています。

199ヒーローでは、「ゴーカイジャー」の物語設定に従っているため他の戦隊を知っていることになっているだけです。

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