最近の特撮物映画(戦隊物や仮面ライダー)は何故ヒーロー同士で戦うシナリオが多いのですか?
ディケイドの大ショッカーとかゴーカイジャーの映画とか
今度やるスーパー戦隊VS仮面ライダーとか・・・
この知恵袋の質問にもよく見られるように、「ヒーロー同士が戦ったら、どっちが強い?」的な視聴者の興味は尽きないので、それに対する製作者側なりの回答であるのかもしれません?
ライダーの場合は、それがもはや恒例行事のようになってしまってる感もありますが、要はそれが視聴者の気を引く、手っ取り早い手段の一つともいえるので、繰り返し常用してるのではないでしょうか。
それ以外で話題を集めるとなると、懐かしい人や有名な人を呼ぶとか、ゲスト面に力を入れる必要があるでしょうし。
あるいはそれらをまとめて採り入れれば、より高い集客率を見込めます。
戦隊の場合もヒーロー同士の対立劇を描く場合、その動機や経緯がわかる描写は必ず入っています。
『ゴーカイジャー』の場合は「レンジャーキー」というキーアイテムを敵に奪われてしまったことで、敵がそれを使役(召喚)し、ゴーカイジャー(映画ではゴセイジャーも)は彼らを悪の呪縛から解放するために戦っているのです。
召喚された状態の彼らは、意思を持たぬ操り人形ですから。
『ゴーカイジャーVSギャバン』の冒頭の対決については、あれは敵を油断させるためのギャバンの“芝居”です。
今度の『スーパーヒーロー大戦』ではヒーロー達は各々、本来自分達と敵対していたはずの勢力をも従え激突しますが、それにもそれなりの目的はあると考えられます。
まぁ、どうせまた対立→最終的には共闘という流れになるのは想像に難くないですが、とりあえずガチで一度勝負させることで、特撮ファンの不毛な疑問に一応の終止符を打つつもりではないでしょうか?
しかし、ヒーローばかりだと本当に意味不明な描写になってしまうので、その中に“黒幕”を潜ませておくことで、本当の悪は別にいることを示唆しているのでしょう。
簡単に言うなれば『話題作り』って奴です。
特撮物って、大体が同じパターンですよね(特に戦隊はストーリーこそ違うものの、進め方は全く同じです)
そこで、出てくるのがマンネリ化。
もちろん、お子さん達の場合だと次々新規の方が出てきていらっしゃるので問題ありませんが…特撮ファンの方からすればマンネリ化だと感じてしまいます。
そうすれば、楽しみもなくなる訳でファン離れが…と心配し手を打ったのです。
元は『ヒーローvs悪役』というお決まりのパターンをあえて『ヒーローvsヒーロー』という新しい形にしてみる。
結果、両方のヒーローのファンが映画を見ると収益が上がりますし、マンネリ化も防げて一石二鳥です。
ですから、簡単に言えば『話題作り、マンネリ化防止』だと思いますよ。
ヒーローvs悪 という固定観念を壊し、新たなヒーロー像を作りたいのではないでしょうか。
『ディケイド』にしても、『ゴーカイジャーVSギャバン』にしても、最終的には共闘していた訳で、『●●対××』というタイトルで、戦うかと思わせて一緒に強大な敵を叩くというのは、『マジンガーZ対デビルマン』(1973年)以来、東映(こども向け映画)の王道路線だと思うんですけどね…。
世界観の違うヒーローを一緒のフレームに入れようとするなら、とりあえず戦わせることで最初のハードル(世界観の違い)を超えさせるのが手っ取り早いのかなとも思いますけどね。何かイヤでしょ。戦隊ヒーローとライダーが何の躊躇もなく共闘を始めちゃうのも、お互いに気を使ってモジモジしちゃうのも。
映画の内容はクソですが、仮面ライダーのムービー大戦、オールライダー系の興行収入が良かったのでしょう。
で、35周年で今までのVSシリーズの総括をかねて、ゴーカイジャーを始めたんでしょう。
ゴーカイジャーでは、仮面ライダーのように世界観を壊さずなるべく大切に当時の世界観を守っています。キャストもオリジナルキャストですし。
ストーリーの辻褄もなるべく合うように『真剣に』作られています。
私はライダーファンなので一応、全部みていますが、
ライダーのそれとゴーカイジャーのそれとは丁寧さが違います。
が、スーパーヒーロー大戦は、スタッフが仮面ライダーなので雜な映画になります。
でも興行収入はいいんでしょうね。
私もゴーカイジャーファンなので観るでしょうし。
でも今回は裏切られ
落ち込むことになるのでしょう。
へこみます。
テレビ放送の本編ではまずありえないので、夢の対決を実現しようという試みではないでしょうか。
戦隊物同士が戦うのは昔からありますが
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