アメリカのコミックは?
アメリカのコミックの設定に質問があります。アメコミについてすべて知っているわけではありませんが、日本だと特殊能力の存在が表向きに公開されていたり法的規制があるといった作品もあるにはあるものの相対的には裏面で特殊能力が存在していて一般世間には公開しない形で事態を特殊能力者同士で解決しているという作品が多い気がします。
しかしアメコミだと事態解決を行うスーパーヒーローが正体不明であるものの表向きに行動していたり政府機関内に組織があったり政府とかかわりがあったりなど特殊能力を使える存在が公開されてますよね。
この違いはいったいなんなんでしょうか?
日本の漫画や特撮のヒーローモノは少年向け・子供向けのことが多いので、公表したり政府が関係してくると現実世界との整合性で複雑化したり、話が重たくなってくるので避けられるのかもしれません。
アメコミのヒーローモノの場合、かつては個人の自警団的な物でしたが、第二次世界大戦時にヒーローも戦意高揚のために戦争へ赴くことになり、物語上どうしても政府公認になりました。また、1970年代以降あたりから読者の層が子供から20歳以降の成人男性になりそこ向けに作られるため、ヒーローは現実世界と同じような世界で活躍するので、社会との整合性や政府との関係にまで話が及んで行ったのだと思われます。
日本でもレインボーマンとかは政府が協力することもありますけどね。
戦隊シリーズでも、母体が日本政府というのも時々います。
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