2012年4月24日火曜日

メタルヒーローや戦隊モノやウルトラ戦士などで歴代ヒーローがTV作品で共演してる...

メタルヒーローや戦隊モノやウルトラ戦士などで歴代ヒーローがTV作品で共演してる回や共演してる特別回が有ったりしますが、こういうのもDVDなどの商品化はされてたりするのでしょうか?



また、共演するのはなぜ?

共演の際は、いつもと話が違ったりするのか?







商品化はほとんどされているようですね。『ウルトラマン』に現在版権関係で商品化されない『ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団』という作品がありますがそれ以外はほとんどすべて商品化されているようです。テレビシリーズの番外編的なものもその一編として収録される機会も多いですね。『仮面ライダーBLACK』での「1号~RX大集合」や『重甲ビーファイター』の3大ヒーロー前後篇などはおよそ収録のようです。



共演についてはいわゆるファンサービスでしょう。源流を辿れば70年頃に『ウルトラマン』のリバイバルブームで記事や絵物語でマンとセブンが共演したり並んで描かれたりしたあたりでしょうか。こういう流れで新作『帰ってきたウルトラマン』にウルトラセブンが出演、雑誌記事のみだった設定をほぼ事実として視聴者にしらしめました。同時期に新勢力として台頭した『仮面ライダー』でも主演俳優の事故による交代が同一世界に2人の主人公を備える事態を明示、明けて正月特別篇として事故で離脱していた俳優の復帰も兼ね2人の主人公が共演し、この時期の反響がのちのシリーズ化と共演企画の効果を促しました。

話を違えるのは作品にもよりますがやはり本編展開には障らない様との意図と、特別なお祭り企画を明示する意図の両方でしょう。これも源流は上記と同時期の劇場用アニメ『マジンガーZ対デビルマン』からと言えるでしょうね。もっとも企画自体を求めるなら東宝の『キングコング対ゴジラ』、東映の片岡千恵蔵と市川右太衛門の2大巨頭を据えた大型時代劇、モーリス・ルブランによる推理小説『ルパン対ホームズ(コナン・ドイル側からの抗議で当初はショルメス)』あたりが源流と言えるでしょう。

共に「普通ならみられない」「いつもとは違う」という表明ですね。





『重甲ビーファイター』最終2話(共演篇)も本編としてビデオグラムに収録されています。『戦隊』からは11年1月現在『ターボレンジャー』の第1話「10大戦隊集合」以外はソフト化されています。『仮面ライダー』関係もほとんどソフト化されているようですね。



『仮面ライダーワールド』『スーパー戦隊ワールド』は94年に「東映シネファンタジー94」他イベント用に製作された10分前後の3Dミニ作品です。『ライダー』はシャドームーンが過去の5大怪人を率いて復活、これにZOとJが立ち向かうというもの。『戦隊』は宇宙からの侵略者帝王ダイダスにファイブマンからカクレンジャーまでの5大戦隊と交戦、各1号ロボも登場して戦うというもの。

両作とも一部キャストが出演する以外はドラマらしいドラマはなく設定の整合もほとんどありませんのであくまでイベント用の特別作品です。ソフト化はされていますが特典的なもので、また3D効果もありません。仮面ライダーブラック4形態の共演を描いた『仮面ライダー世界に駆ける』も同様です。








補足ですが、「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」はVHS版で商品化されました。その続編?の「ハヌマーンと5人の仮面ライダー」は東映に無許可で製作されたため、商品化はおろか日本では未公開です。

単独出演ではありましたが「ジャンボーグA&ジャイアント」も日本での公開及び商品化はされてません。

LD版くらいしか収録が無かった「仮面ライダー世界に駆ける(BLACK、RX、ロボライダー、バイオライダーがまさかの共演)」や、「仮面ライダーワールド(ZOとJの共演)」もそれぞれの作品のDVDに収録されるようになりましたし、仮面ライダーワールドと同時上映された「スーパー戦隊ワールド(カクレンジャー、ダイレンジャー、ジュウレンジャー、ジェットマン、ファイブマンの共演)」も「スーパー戦隊 THE MOVIE」のVol.4に収録されています。もちろん上映当時の3Dではありませんが、版権等の問題が無い限りは可能ということですね。



補足に関して:

「仮面ライダーワールド」は「仮面ライダーJ」のDVDに映像特典として収録されています。ここでご説明するよりも、「スーパー戦隊ワールド」と一緒にご視聴されてみてください。短編ですので見応えは今一つかもしれませんが、お祭り企画ですからそれなりに楽しめますよ。

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