仮面ライダー最強論(その3)
仮面ライダーディケイドの「最強」論について
本当の仮面ライダーファンの意見を求めます
数々の修羅場をくぐったこれまでの主役ライダーを様々なライダーの能力を使って倒したディケイドですが、はたしてこれは「最強」と呼べるのでしょうか?
確かに劇場版では全てのライダーを倒したという表現があり、実際幾つかのライダーをその凶悪な能力で倒してきましたが、本当にあの映像を真に受けてよいのでしょうか?
確かにスペックを超える能力があるのは確かでしょうが、先日の質問でも頂いた回答を見るとスペックより経験が上回る勝利はあるかと思います。
何よりこれまでのライダーは、決して自分より弱い怪人だけを倒した訳ではない筈です。
如何なる苦境もスペック以上の能力を発揮して勝利して来たライダー達が、記憶も無くし目的も曖昧なうえ、開き直ったディケイドに負けたという事は、これまでのライダーというかヒーローの意義をすべて否定してるようで何だか怖いです。
なので幾らストーリー上、止むを得ないとはいえああいう雑な表現でライダーに勝ったディケイド(激情態)が本当に「最強」と呼べるのでしょうか?
しかし現実には公式に映像が残ってる以上、ライダーを倒した実績はある訳で、これを「最強」と見るのであればそれは「最強」と認めざるを得ません。
他の主役のライダー同士の「最強」論は少なくとも想像であり、あくまで劇中の活躍を考慮した結果ですが、ディケイドの場合劇中で実際の映像としてライダーを倒した事実は揺るがないかと思います。
何より制作側が作った映像は絶対であり、これがディケイド最強論として最も説得力があるのではないでしょうか?
・・と色々屁理屈を言ってみましたが、建前はディケイドが最強かどうかを私のようなにわかファンが、偉そうに語っても仕方がありませんので、ここはディケイド「最強」論に対し反対賛成両方の明確な論理をお持ちの方のご意見をお聞きしたいと思っております。
一応素人考えで申しますと、個人的にはディケイドが最強でも構わないと思ってるのも確かです。
理由は、これまで平成シリーズの劇場版に登場した悪のライダーは、主役に敗れはしますが一応冠に「最強」が付くライダーとして紹介されているのが居り、本編でも強敵は「最強」の冠を持っておりますから、私的には「最強」は主役やライダー達にとって倒す為の目標という認識ですので、ディケイドが「最強」の冠を得た時点でライダーに倒される運命だと感じます。だから仮面ライダーキバーラに倒されたんでしょね。
映像上に描写された物を最優先に考慮するのが個人的基本なのですが、だからといって仮にF15が第1次大戦の複葉機に撃墜された映像を出されて(やりようはあるにはありますが)「映像優先だろ」といわれても承服出来ない面はあります。
空想映像作品は所詮「嘘」です。ですがそこにどれだけの「説得力」を描写するかも重要と考えます。
少々古い話ですが「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のデストロイは初登場時は強烈な威力を発揮しますが、二度目以降は複数登場しては主役メカに「瞬殺」される「やられメカ」に下落しています。攻略法を見出したとも言えますが、敵も「弱点」を補填せずに大量浪費した事にもなり、リアルさのかけらもありませんでした。
他の方のご質問でもよく引き出すのに、「J」がサイドバッシャーのミサイルに敗退するシーンがあります。
宇宙戦艦フォッグマザーの砲撃にも屈しなかった筈が、あの程度の攻撃で撃破されても納得のしようがありません。
厳しく言うなら「そっくりの張り子をいくら壊しても強豪には見えない」ということです。
幸か不幸かディケイドに登場するライダーは「ディケイドの世界に中に有る個々のオリジナルの世界のライダー」で、決してオリジナルではないと言う取り方が曲解もせずに成り立ちます。ならばそれらが張り子(は言い過ぎですが)ならば最強論は崩壊します。
冒頭の探索シーンでスーパー1はレーダーハンドを使用せず、カブトはハイパー未使用。待ち伏せしていたブレイドと龍騎も最強フォームでなくノーマルで襲撃しており、ブレイドの声からカズマでなく一真なのは明白なのでキングフォームにはなれないという言い逃れは出来ません。
きっちりと最強に撮ってくれれば素直に「あ、こいつ最強だな」と思います。ですがそう言い切れない「モヤモヤ」が多過ぎるんです。ディケイドは。
また、ディケイドの行為は「ライダーに擬態してライダーを襲う」という「怪人」シフトに近い存在です。ですので特に激情体は「ライダー」とは呼べないので最強ライダーではない、と言うへ理屈も編み出してみました。
その「擬態」に実は落とし穴と云えるべき矛盾点があり、ディケイドを除いた中で最強のライダー、仮にカブトとしましょう。するとカブトは他の8人のライダーを凌駕している事になり、ディケイドがそれらに擬態してもその能力でカブトを撃破する事は出来ません。理屈上そうなります。
するとディケイドは元々の能力+擬態カブトのみでの勝負しか手がありません。ディケイド自身に「最強」とされる様な攻撃力が無ければ「カブトなれ」した方が優位となります。つまりは「中身=変身者の優位性」です。
激情体は各ライダーの特殊能力を複数同時に使用出来る様なので一概に決めつけられないのも事実ですが、そのコラボも「凌駕した物の寄せ集め」と位置づける事も可能と思われます。
更に最強フォームへの擬態、能力拝借は不可能の様なので、怖いのは「ひとりダブルキック」ともいえるコンプリフォームのファイナルアタックライドのみ。
コンプリフォームも激情体も基本スペックはあまり高そうでは無いので、各最強フォームで勝てそうです。
格闘技、武道には「禁じ手=ルール」が存在します。その狭められた中で技術の昇華が成されて来ました。つまりは少ない手の方がより洗練されるという側面を持ち、パンチで打ち合いという技術ではボクシングを凌駕出来る技術はそうそうありません。
つまりは「手」が多ければ(それだけ状況に順応出来るとも言えますが)最強とも言えません。
防御も無いとされる「示顕流」はある意味最強だったそうです。
追加します。
ディエイドの支持されない理由のひとつには「努力もしないで上から目線」が特にオールドファンの批評を買っているとも思われます。
更に「貰った物で最強フォーム」で、説得力に欠ける勝利描写とくれば更に厳しいものがあります。
ディケイドには限りませんが、困難を乗り越えるのは努力ではなく、「物に頼ること」と子供に提示しているように思えるのは私だけでしょうか…
わたしはディケイドをライダーと認めません
あれはいろんなライダーの力を手にした記憶喪失者
すなわちライダーを超えた神です
ディケイドは、たしかにとても強いですが、最強かは疑問があります。
Jを倒しましたが、それはサイドバッシャーのおかげですよね。ミサイルで倒せるか以前にバイクなどありなら、カイザはもちろんサイドバッシャー。電王は、デンライナーによる攻撃はOKなはずです。ディケイド最強論では、ディケイド以外のライダーがバイク使用することはあまり考慮されてないように感じます。
また、映像が絶対であれば、キバーラの攻撃をまともに受けたとはいえ、必殺技でもない攻撃で死んでしまうのは防御力が無さすぎだと思います。映像には、ディケイド最強論に不利な部分も少なからずあります。
あと、コンプリートフォームで最強フォームの必殺技はつかえても、その他の能力、例えばハイパークロックアップがディケイド(激情態を含めた)で使えるかは、映像など公式では言及されていません。
ディケイドはカメンライド、フォームライド、アタックライドを通して全ての仮面ライダーの能力を把握して、その力を自分でも使用できます。ディケイドに対抗するため歴代仮面ライダーは自分以外のライダーのスペックを全て完璧に覚えなければなりません。
今までの経験についてですが、基本的に仮面ライダー達は「対怪人戦」くらいしかしたことがないわけで、「対仮面ライダー戦」はほとんど経験がないはずです。
だけどディケイドは全仮面ライダーの弱点を熟知しています。例えば「スカイライダーの重力低減装置は推進力を生むものではなく、それによる飛行はあくまで滑空であるため急激な方向転換等が出来ず、追尾攻撃で容易に撃墜可能」など。
ディケイドはスペックで圧倒しているわけではなく敵能力の死角を突くことで鬼神の如き強さを見せつけます。
それにディケイドから一定量の攻撃を受ければそこで敗北が決定してしまいます。カードに封印されてしまっては修行して再戦などできませんからね。
全てのライダーを倒したからディケイドが最強という話は間違っています。キバーラに負けているからです。それはわざと負けたからなどと言う人もいますが、それだったら最初から相打ち狙いで攻撃をためらった様子もあったユウスケもディケイドに負けたことにはなりません(事実、石油タンクに突っ込もうとしてる間にやられている)あと、装着型ライダーは変身者によって実力に差が出ますから、変身者の示されていないライダーを倒してもそのライダーより強いことにはなりません(三原デルタ<センチピードオルフェノクでもデルタ<センチピードオルフェノクにはならない)ディケイドはスペックも大したことないので、設定、描写ともにディケイドの最強を証明する材料となりません
以下は私の個人的な考えですが、仮面ライダーディケイドは、制作上他のライダーを倒すために製作された等と言う意見や、映像上でやったから最強とは比較論でいえば、「仮面ライダーディケイド」からしかソースを出してないです。
コンセプトとして作られたからと言ったり、劇中で倒されたからとは、所詮は「仮面ライダーディケイド」という作品の中の出来事です。これでは「仮面ライダーで最強は?」では無く、「仮面ライダーディケイドで最強は?」にしかなりませんし、「全ライダーを倒したからディケイドが最強」ではディケイドの作品のみで答えてるだけです。昭和の1号~ZX(RXは無理矢理過ぎて繋がってるとは個人的に解釈してないのであしからず)までのように歴史が繋がってるなら未だしも。
描写=公式は間違いないですが、それ以前に作品VS作品を考慮しないと。でなければ、「仮面ライダーカブト」や「仮面ライダーV3」のような作品の存在も無意味になりますし、同じ能力でも、本家が公式です(のれん分けした支店が本店をないがしろにするような物)。
こういう考えもあると参考になれば幸いです。
平成最強と謳われた、あのカブトが、スーパー1タッグ(オマケにスカイライダー)を組んでたのには訳があります。
三ライダーを破ったインビジブル+クロックアップ+ディメンションキックを破るには、スーパー1のレーダーハンドが必要だったのです。
まず、インビジブルをレーダーハンドで捕捉、そのデータをカブトに送信、カブトのクロックアップで迎撃、スカイは陽動。
でも、レーダーハンドが故障していたのか使用せず負けました。
つまり、ディケイドも対抗策を練られたら、必ずしも最強ではないです。
少なくとも、ディケイド激情態は『全てのライダーを倒すポテンシャル』を持っていると思います。
質問者様の仰る様に、仮面ライダーシリーズの親会社である東映が『オールライダーを倒すキャラクター』としてディケイド激情態を制作した以上、何の影響力も持たない視聴者があれこれ意見しても無意味です。
ただ、『どのような状況でも必ず激情態が勝つのか』となると話は変わってくると思います。
と言うのも、ディケイド激情態が『予め全てのライダーに関する知識を持っている』のに対し、他のライダー達は必ずしも激情態に関する知識を持っているとは限らないと思われるからです。事実、劇中でスーパー1がスカイライダーに『気を付けろ、奴は悪魔だ』と注意を呼び掛けるシーンがありました。ということは、この時点でスカイライダーは激情態のことを知らなかったと思われます。(話には聞いていたでしょうが…)
戦闘において、知識は大きなアドバンテージとなります。(Wの『星の本棚』がいい例ですね)なので『激情態だけが相手の能力を知っており、状況に合わせた戦術をとれる』という時点で、ライダーバトルは激情態に圧倒的有利なアンフェアなものと言えます。
これは個人的な意見ですが、もしオールライダー達が予め激情態の能力を知っていたとしたら勝負は変わっていたと思います。
例えば、『圧倒的経験値を持つ1号、2号』、『歩く反則ライダーBLACKRX』、『HCUを有するコーカサス』、『世界を滅ぼす力を持つダークキバ』あたりがディケイド激情態への対抗策を練っていれば十分返り討ちに出来たのではないでしょうか。
勿論ディケイド激情態が最強格である事には変わりは無いでしょうが、対等の条件なら他のライダー達にも十分勝機はあると思います。
映像描写でそうなった以上、異論反論の余地などありません。
全ライダーを倒したわけではないので、最強とは言えません
画面で倒されたのよりは強いとは言えるかもしれませんが、実際に倒される描写が無かったライダーはディケイドより弱いと言えません
ユウスケはディケイドが全ライダーを倒したような事を言ってましたが、それは間違いです
スカルのカードはシルエットだけのでしたので倒されていません
絵が写っていたのも倒したとは言えません
最後のスカルのカードがいい例です
倒さなくても絵は写ります
映画公開時に登場していない仮面ライダーに関しては判断出来ません
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