バトルフィーバーJについて
三代目のバトルフィーバーJについてです
二代目のジャッカー電撃隊は、スーパー戦隊唯一の打ち切り作品だとききました。
そこからの三代目、バトルフィーバーJは、なんだか不思議な風貌ですよね‥
バトルケニアとか、ミスアメリカとかなんだか怖いですし‥笑
当時人気出たんですか?なのでバトルフィーバーについて知りたいです
なんか小さい子が憧れるような風には見えません
レジェンド大戦のときも明らかにバトルフィーバーJだけ浮いてます
「ヒーローゲッター」によれば「世界のダンス」とかちょっと理解できないこと言ってますし‥
ダンスで戦うってどーゆーことですか?
まず、現在でこそ「スーパー戦隊シリーズ」として一くくりにされていますが、本来「ゴレンジャー」「ジャッカー」と、「バトルフィーバー」以降のシリーズは、シリーズの流れそのものが違います。
「ゴレンジャー」「ジャッカー」は、キー局がTBSに移った「仮面ライダー」シリーズの後枠を埋める形で、同じ石ノ森章太郎原作作品としてスタート。しかし、「バトルフィーバー」は、東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送された、東映版「スパイダーマン」の流れを汲む作品です。米国・マーベルコミックス社との提携で、東映は「スパイダーマン」を製作しましたが、これが商業的にも成功し、引き続き提携作品第2弾として、「キャプテンアメリカ」の日本版「キャプテンジャパン」を企画しますが、マーベル側との折り合いが合わず、結局、アメコミらしいルックスのみを残し、「バトルフィーバーJ」(Jは、キャプテンジャパンの名残です)となったのです。ちょうど、テレビ朝日系列のアニメ「闘将ダイモス」の終了が決まり、後枠が空く事になった為、「バトルフィーバー」はテレ朝土曜夕方6時の時間帯でスタート。以後、「ターボレンジャー」の中盤まで、戦隊はこの時間帯で放送されました。
そういう経緯から、90年代までは「バトルフィーバー」をスーパー戦隊第1作とカウントし、「ゴレンジャー」「ジャッカー」は別作品とされていました。その為、「ライブマン」は当時「スーパー戦隊10周年記念作品」という扱いだったのです。また、「バトルフィーバー」から巨大ロボが登場するのも、「スパイダーマン」に登場した巨大ロボ「レオパルドン」が好セールスを記録したからで、「バトルフィーバー」が「スパイダーマン」からの系譜である事を裏付けています。
見た目に関しては、すでに書いたように「アメコミヒーロー」に端を発しているからです。当時は大人気でしたよ。だからこそ、以後シリーズ化された訳で。世界のダンスとは、バトルフィーバーの5人はモチーフとなっている国のダンスを取り入れた技で戦うからです。バトルコサックはコサックダンス、ミスアメリカはディスコダンスといった具合に。まあ、バトルフランスが「フラメンコ」なのは御愛敬ですが…(一応、ヨーロッパ代表という事で、そうなっているようです)。これは、当時流行した「サタデーナイトフィーバー」というダンス映画の影響からで、タイトルもそれから戴いています。
>ダンスで戦うってどーゆーことですか?
「君たちはそれぞれ踊りの名手だ。踊りのテクニックを闘いに活かし、秘密結社エゴスを倒すのだ!」
第1話、司令官倉間鉄山将軍のセリフです。
バトルフィーバーのメンバーは各国に派遣されそこの踊りと武道をマスターしました。
2話ぐらいまで、スーツでの戦闘シーンに民族衣装で闘うメンバーがインサートされていました。
今の戦隊を見慣れている方には、バトルフィーバーは目があって、マスクの形が卵型じゃ無いところ、等は逆に新鮮に映ると思いましたが、手厳しいですね。
当時の少年です。
けっこう人気ありましたよ。
ゴレンジャーほどではなかったですが。
ダンスで戦うというのは、
「フラメンコとかコサックダンスとか、いろんなダンスのリズムに乗って体を動かしながら敵を叩いたり刺したりする」というニュアンスだったと記憶してます。
途中であまり関係なくなりますが。
あとは、ダンスのリズムで闘争本能に火がつく、といった感じも。
外見的には、あの年の子供には十分受け入れられてました。
目がギョロッと飛び出して、なんとなくウルトラマンとかキカイダー、イナズマンの面影のあるマスクですから。
今のようなゴーグルつきヘルメットのメカニカルなデザインはデンジマンあたりから始まるので、それ以前の子供には違和感なかったわけです(・◇・)/フィーバーッ!
ジャッカー電撃隊の後にブランクがあり、石森プロとは関係なく東映主導で再開された戦隊。
実は少し前に「スパイダーマン」が東映で製作され原作にはない巨大ロボットが登場しています。今は信じられませんがアメリカのマーベル社との提携です。
その流れでデザインもアメリカンコミック風になっております。色にはこだわらず
ミスアメリカは戦隊唯一太もも、髪の毛、
スフィンクスみたいなコサック、
確かに違和感だらけかもしれませんが、その特異性が私は大好きでした。
放送当時は「サタディナイトフィーバー」というディスコダンスを題材とした映画が大ヒットをしていて、
「フィーバー」が流行語になっていました。それがタイトルやアクションに影響しています。
風貌については、当時の東映はアメリカのマーベルコミックスと提携していましたので、
おそらくアメコミティストをデザインに取り入れようとしたのだと思います。
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